ももの木について

イラスト「ももの木」の前身は、このサイトの管理人であるmomoさんの提案で生まれた、東京大学医学部附属病院・東京都立駒込病院血液内科の患者OB/OGを主体とした患者会です(2000年4月)。ホームページ上や会合の中で、治療前、治療中の患者さんや御家族の方の相談をうけ、ももの木のメンバー(特にすでに治療を受けた、もしくは現在治療中で、社会復帰している方々)との情報交換の場を提供したいという考えから始まりました。当初は患者OB/OG会+momoさん(医師)という形でスタートしたのですが、現在はもっといろんな立場の人たちを含んで、活動自体も幅を広げています。

「ももの木」は、何か決まった主旨の元にみんなが集まり、活動していくタイプの患者会(たとえば勉強会であったり、医療相談会であったり…)の形は敢えて取らずに、まず、退院されている患者さんたちが一緒に気兼ねなく集まれるような場を設けることを基本としました。

ill-sanpo「この会の主旨は何なんですか!?」というご質問をよく受け、けっこう返答に困ると気があるのですが…。同じ血液の病気と言っても、人それぞれ、逆にひとつの主旨を設けることの方が不自然なのでは?という疑問から、こういう体制をとっています。ただ、その中から「こういうことやりたいね」「こんなことやってみたらどうだろう?」という提案に、それに賛同する人が集まって、ごく自然に動きが出てくることを期待しています。実際、ももの木の活動のほとんどは、そんなきっかけから始まっています(詳しくは活動内容のほうをご覧ください)。交流会にだけ来る人もいるし、いのちの授業をやってみる人もいるし、ホームページを作ってみる人もいるし、それぞれ、好きなように「ももの木」と関わっています。

また、講演会活動,院内ボランティア活動などをより積極的に展開するため、2003年4月から特定非営利活動法人(NPO)血液患者コミュニティももの木となっています!

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